
2014年度 過去の講演・講座
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博物館講座民俗芸能講座
開催日: 2015年3月28日(土)
皿貝法印神楽(石巻市) 東北地方の民俗芸能について当館学芸職員が解説します。 今回のテーマは「浜の法印神楽」です。宮城県沿岸北部に広く伝わる神楽は、江戸時代の修験者が行っていた芸能が明治時代以降に地元の人々によって伝えられるようになったものです。本講座では、各地の法印神楽について、比較を通して特徴を探ります。第1回 2月21日(土) 「浜の法印神楽の広がりとその特徴」 【終了しました】第2回 3月7日(土) 「神楽本を通してみる浜の神楽」 【終了しました】第3回 3月28日(土) 「浜の法印神楽と地域の祭礼」
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れきはく講座れきはく講座
開催日: 2015年3月15日(日)
当館学芸職員が、日頃の調査・研究についてお話しします。 第1回 12月14日(日) 柳澤 和明 「陸奥国府多賀城の万燈会(まんどうえ)」 【終了しました】 持統天皇、聖武天皇、孝謙天皇、空海、空也、白河上皇、藤原清衡、鳥羽法皇、平清盛、後白河法皇、源頼朝など日本史上の著名人が万燈会を行っています。陸奥国府多賀城では、915年前後に町並みの東・西境界で万燈会が行われました。この目的と意義を考えます。 第2回 平成27年1月11日(日) 滑川 敦子 「藤原道長と陸奥国」 【終了しました】 「この世をば…」の和歌に象徴されるように、摂関政治の全盛期を築いた藤原道長は、『御堂関白記』という日記をのこしました。実はこの日記には陸奥国に関する記事が多くみられます。本講座では、これらの記事から道長にとっての陸奥国について考えてみます。 第3回 平成27年1月18日(日) 古川 一明 「烽火(のろし)について」 【終了しました】 「のろし」は煙や炎で情報を伝達する古来の通信システムです。古代中国で体系化され、日本でも江戸時代まで利用されました。律令政府とエミシの苛烈な戦いが繰り広げられた古代東北地方で「のろし」はどのように配備されたのか。謎の多いその実態に迫ります。 第4回 平成27年1月25日(日) 須田 良平 「縄文人の不思議な道具」 【終了しました】 木の実や種、動物や魚を食料としていた縄文人は様々な道具を使って暮らしていました。遺跡からはたくさんの種類の道具が出土しますが、中には何に使ったのか分からない道具も多くあります。特に石器について、出土状況や素材など様々な観点から光を当てて考えます。 第5回 平成27年2月1日(日) 菊地 逸夫 「インカ・プレインカ -杉山コレクションのペルー資料-」 【終了しました】 当館所蔵の「杉山寿栄男コレクション」は、考古学・民俗学・美術史学の多岐にわたっています。アイヌ関係資料や埴輪を初めとする古墳時代資料が知られていますが、ペルーの古代遺跡から出土した遺物も含まれています。ここでは、それらの資料や入手した経緯などを紹介します。 第6回 平成27年2月15日(日) 芳賀 文絵 「色の保存科学」 【終了しました】 文化財にとって、色とは非常に大切な要素ですが、過去の色材が何かを調査するということは非常に難しいことです。本講座では色材がどのように使われてきたのかをご紹介すると同時に、どのように分析されているのかを、保存科学の視点からご紹介します。 第7回 平成27年3月8日(日) 村上 一馬 「狼と熊の獲り方 -江戸時代の記録から-」 【終了しました】 江戸時代、人びとは盛んに狼と熊を獲っていました。鉄砲はもちろんのこと、ヤリ、毒薬、ワナなども使っていました。捕獲方法を示した記録が弘前藩や盛岡藩には数多く残されており、その記録をもとにして江戸時代に行われていた狼と熊の獲り方を考えてみます。 第8回 平成27年3月15日(日) 西松 秀記 「古民家のみかた -県内の古民家を例に-」 宮城県内には、国の重要文化財に指定された民家が5棟あり、当博物館にも県指定の文化財である今野家住宅が移築・復元されています。本講座では、県内の指定文化財の民家を中心に、その特徴や間取り・構造の基礎知識など、古民家のみかたをご紹介します。 催事案内チラシはこちら
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特別展示関連行事特別展「みちのくの観音さま」関連講座
開催日: 2015年1月24日(土)〜3月12日(木)
① 1月24日(土) 13:00~15:15 講堂 【終了しました】 「観音講と安産への祈り」 福島県立博物館学芸員 内山 大介 氏 「東北各地の観音札所めぐり」 福島県立博物館学芸員 高橋 充 氏② 2月7日(土) 13:00~14:00 研修室 【終了しました】 「みちのくの観音像Ⅰ」 東北歴史博物館学芸員 政次 浩③ 3月8日(日) 11:00~12:00 研修室 【終了しました】 「みちのくの観音像Ⅱ」 東北歴史博物館学芸員 政次 浩④ 3月12日(木) 13:00~15:15 講堂 【終了しました】 「観音堂の吊るし飾り -傘福とカサボコ-」 福島県立博物館学芸員 内山 大介 氏 「東日本大震災と観音さま」 福島県立博物館学芸員 高橋 充 氏
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博物館講座古文書講座 中級編
開催日: 2015年2月28日(土)
古文書解読の基礎知識をお持ちの方に、実践的な読解能力を身につけていただけるように解説します。全4回の継続受講となります。 第1回 11月29日(土) 【終了しました】 第2回 12月13日(土) 【終了しました】 第3回 1月31日(土) 【終了しました】 第4回 2月28日(土)
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民話を学ぼう講座民話を深めよう
開催日: 2015年1月17日(土)
東北地方には多くの民話が語り継がれています。小学生が語る民話や、講演会をとおして、民話について考えるひとときを過ごしませんか。 ①こどもが語る民話にふれる「民話を話そう」語り手体験生による民話の披露(若干名) ②民話講演会東北地方の話者をお招きして、「屁(へ)」にまつわる民話を、小野和子氏(みやぎ民話の会)の解説を交えて語っていただきます。演 題:「民話・かげの主人公『屁』について -青森・山形・福島の語り手を迎えて-」講 師:小野和子氏(みやぎ民話の会 顧問)話 者:成田キヌヨ氏(青森県中津軽郡西目屋村生まれ) 渡部豊子氏(山形県新庄市生まれ) 五十嵐七重氏(福島県大沼郡金山町生まれ) 催事案内チラシはこちら
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民話を学ぼう講座民話を話そう
開催日: 2014年11月16日(日)
民話を話そう 平成26年度文化庁 地域と共働した美術館・歴史博物館創造活動支援事業「語り・学ぼう!むがしっこばなし!」民話を話そう 小学生が民話を語る体験教室を4週連続で行います。民話を聞いて、感じて、それをおぼえて語ってみましょう。この体験を通して民話のおもしろさを感じて下さい。教えてくれるのは利府民話の会の方たちです。 全4回のうち1日はバスで「岩手県遠野市」を訪れ、民話の里を見学します。さいごにはみんなの前で民話を語ってみましょう。 催事案内チラシはこちら
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博物館講座体験考古学講座
開催日: 2014年11月15日(土)
形作り 焼き上げ 縄文土器の制作をとおして、縄文土器に隠された技術や知恵をつかみ縄文人に迫ります。実物の縄文土器に触れながら、粘土作りから焼き上げ、使用実験まで、当時の全ての工程・技術を体験します。
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博物館講座古文書講座 入門編
開催日: 2014年9月15日(月)
古文書の学習に必要な各種の辞書類の使い方など、基礎的な能力を身につけるための方法について解説します。
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博物館講座史料講読講座
開催日: 2014年7月12日(土)
平成26年度史料講読講座「あなたは何を誓いますか -起請文(きしょうもん)の世界-」 中世・近世の人々は、自身の決意を表明したり、他の人々と約束事をする時、起請文という誓約書を書きました。特徴的なのは、それが神仏を仲立ちとして行われ、誓約を破ったときには、神仏の罰をその身に受けることが記されることです。さらに、貴族や武士をはじめ、百姓に至るまで、多くの人々がそれを行ったことも注目されます。人々は何を思い、何を誓ったのか。この講座では、活字史料を読みながら、”誓い”の歴史をたどります。 第1回 : 5月17日(土) 終了しました第2回 : 6月14日(土) 終了しました第3回 : 7月12日(土) 終了しました全3回の継続受講
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特別展示関連行事特別展「日本発掘-発掘された日本列島2014-」記念講演会
開催日: 2014年6月15日(日)
講 師 : 文化庁文化財部記念物課 国武 貞克 氏演 題 : 「日本発掘展」の見どころ