
特別展示
常設展示
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総合展示室旧石器時代から近現代までの歴史展示期間
通年
東北全体の歴史を時代別の9つのコーナーに分け展示
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テーマ展示室1「中世のいのり」展示期間
2025年3月1日(土)~2025年8月31日(日)
中世は多くの人々が神仏に救いを求め、いのりを捧げた時代です。宮城県内では各地に寺院が建立され、松島などに代表される信仰の拠点が形成されました。また、寺院だけでなく、経塚や板碑なども多く造営されており、中世の人々の様々な形での信仰といのりが現在に残されています。ここでは、宮城県内の中世の遺跡から見つかった「いのり」に関する資料を紹介します。
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テーマ展示室2「正⽉飾りの切紙」展示期間
2025年3月1日(土)~2025年8月31日(日)
切紙とは、⼩⼑などの刃物で切って細⼯した紙のことです。特に、お正⽉を迎える際に切紙を作り、飾ることは全国的に⾏われてきました。宮城県においても、様々なかたちの正⽉飾りの切紙が⾒られます。これらは神職によって作られ、⽒⼦に配られました。正⽉飾りの切紙は、幣束形式、紙注連形式、切り透かし形式などの種類に分けられます。本展⽰では、これらの形式ごとに、切られた図柄に注⽬します。多彩なかたちが⾒せる正⽉飾りの切紙の魅⼒をお楽しみください。
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テーマ展示室3「仙台の近世絵画 中国にあこがれた絵師 菅井梅関」展示期間
2025年3月1日(土)~2025年4月20日(日)
日本の古い絵には、色あざやかで目立つものがある一方で、墨が主役で、ほぼ黒一色に仕上げられた絵もあります。これは、地味ながらも清々しさや緊張感、迫力をそなえた印象深いジャンルです。 江戸時代の仙台にも、このジャンルを得意とした絵師がいました。本展ではその一人、菅井梅関(1784~1844)を取り上げます。 幼いころから絵を描くことに熱中した彼は、二十代半ばで仙台を出た後、江戸、関西、九州と転々と移りながら、二十年以上にわたり遊歴を続けました。この間、多くの師や理解者、絵の手本となる名画などに接したのですが、なかでも中国から伝わった、品格を感じさせる絵の一群に心を奪われたようです。 本展では、彼が中国の絵や風景を手本として追い求めた絵の世界をお楽しみいただきます。
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今野家住宅今野家住宅案内展示期間
通年
この建物は宮城県石巻市北上町橋浦から移築したものです。今野家は江戸時代に村の責任者である肝入を代々つとめていました。 ホンヤは1769(明和6)年に建てられた屋敷の中では最も古い建物です。チュウモンは馬屋と物置としても使用されていました。 その他にフロ、ベンジョ、キゴヤ、カブキモン、ウジガミサンもあります。 ホンヤとチュウモンは、宮城県の有形文化財に指定されています。