中世は多くの人々が神仏に救いを求め、いのりを捧げた時代です。宮城県内では各地に寺院が建立され、松島などに代表される信仰の拠点が形成されました。また、寺院だけでなく、経塚や板碑なども多く造営されており、中世の人々の様々な形での信仰といのりが現在に残されています。

ここでは、宮城県内の中世の遺跡から見つかった「いのり」に関する資料を紹介します。