切紙とは、⼩⼑などの刃物で切って細⼯した紙のことです。特に、お正⽉を迎える際に切紙を作り、飾ることは全国的に⾏われてきました。宮城県においても、様々なかたちの正⽉飾りの切紙が⾒られます。これらは神職によって作られ、⽒⼦に配られました。正⽉飾りの切紙は、幣束形式、紙注連形式、切り透かし形式などの種類に分けられます。


本展⽰では、これらの形式ごとに、切られた図柄に注⽬します。多彩なかたちが⾒せる正⽉飾りの切紙の魅⼒をお楽しみください。