
2025年度 過去の展示
特別展示室
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夏季特別展「世界遺産 縄文」展示期間
2025年7月12日(土)~2025年9月15日(土)
遮光器土偶が見ていた世界 2021年に世界文化遺産に登録された「北海道・北東北の縄文遺跡群」の出土品や、東北の縄文文化圏の象徴である「遮光器土偶」、さらに「国宝土偶」などを通して、世界に認められた縄文文化と1万年以上も続いた持続可能な社会とはどのようなものであったのか、「北の縄文人」のすがた、暮らしを紹介します。 ☆夏季特別展「世界遺産 縄文」チラシ ◎「世界遺産 縄文」公式HP
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春季特別展「QuizKnockと巡る江戸東京博物館展」展示期間
2025年4月19日(土)~2025年6月22日(土)
江戸東京博物館は、江戸東京の歴史と文化を伝える博物館として平成5年に開館し、現在は大規模改修工事のため休館中です。本展は、同館の常設展示室のうち「江戸ゾーン」からセレクトされた品々を通じて、江戸の歴史と文化をわかりやすく紹介します。 特に、浮世絵を中心とした多彩な絵画や生活の道具、娯楽に関するものなど、当時の江戸庶民の暮らしぶりがよくわかる資料を展示します。同時に「大名駕籠」や「棒手振り」など、実物大の体験模型も展示しますので、見て触れて、よりリアルな江戸時代を感じていただきたいと思います。 さらに、知的エンタメ集団QuizKnockが、彼らならではの視点で江戸時代の歴史を紐解いていきます。 ぜひ、にぎやかで楽しい江戸の世界をご体感ください。 ☆春季特別展「QuizKnockと巡る江戸東京博物館展」チラシ ◎「QuizKnockと巡る江戸東京博物館展」公式HP
テーマ展示室1
テーマ展示室2
テーマ展示室3
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「仙台の近世絵画 東東洋の屏風」展示期間
2025年6月17日(火)~2025年8月3日(火)
本展では、東洋が手がけた屏風をご覧いただきます。 東洋は、写実的で詩情豊かな画風が特徴の絵師で、太い輪郭線によってものを柔らかに描きます。また、青みのある墨の濃淡で立体感を表すことを得意とします。くわえて、中国に由来する画題を積極的に取り入れたことでも知られています。 ここに展示する屏風には、こうした特色がよく表れています。そのおだやかな画風から、目の前になごやかな世界が広がるように思わせます。 さらに、画題に応じて、筆づかいや画材を選んだり、構図を工夫したりすることで、情景やそこに込められた意味がより味わい深いものとなっています。 赤壁図屏風左隻中央
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「江戸時代の景観図 -名所・松島-」展示期間
2025年4月22日(火)~2025年6月15日(火)
美しい景観で知られる松島。湾内に浮かぶ大小の島々、複雑な海岸線やなだらかに連なる 丘陵など、自然がおりなす絶景は長く人々を魅了してきました。 また、歌枕として百人一首にも登場する霊場・雄島や、瑞巌寺をはじめとした歴史ある寺社 は、古くからこの地が聖なる空間であったことを示しています。こうした、自然の景観と歴史 的な景観が一体となった姿が松島の大きな魅力であり、名所と呼ばれる所以です。 名所・松島は古くからさまざまなかたちで絵に描かれました。なかでも、江戸時代の松島の 景観図はとくに豊かなバラエティを誇ります。この展示ではその多彩な魅力の一端をご紹介します。
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「仙台の近世絵画 中国にあこがれた絵師 菅井梅関」展示期間
2025年3月1日(土)~2025年4月20日(土)
日本の古い絵には、色あざやかで目立つものがある一方で、墨が主役で、ほぼ黒一色に仕上げられた絵もあります。これは、地味ながらも清々しさや緊張感、迫力をそなえた印象深いジャンルです。 江戸時代の仙台にも、このジャンルを得意とした絵師がいました。本展ではその一人、菅井梅関(1784~1844)を取り上げます。 幼いころから絵を描くことに熱中した彼は、二十代半ばで仙台を出た後、江戸、関西、九州と転々と移りながら、二十年以上にわたり遊歴を続けました。この間、多くの師や理解者、絵の手本となる名画などに接したのですが、なかでも中国から伝わった、品格を感じさせる絵の一群に心を奪われたようです。 本展では、彼が中国の絵や風景を手本として追い求めた絵の世界をお楽しみいただきます。