講演・講座
-
令和7年度 れきはく講座|第1回「古代東山道の旅風景 ~藤原興世 陸奥国へ行く~」
開催日: 2026年1月17日(土)~3月21日(土) (全6回)
当館学芸職員が、日頃の調査・研究の成果についてお話しします。講座ごとに受講できます。(全6回) <参加申込にあたって> ・各回ごとに設けますのボタンから事前申込みをお願いいたします。 ・申込みは各回ごとに開催日の1か月前(午前9時30分)から、電子申請方式で先着順で受け付けます。 ・電子申請で申し込めない場合は、下記【お問い合わせ先】 へご連絡ください。 第1回 令和8年1月17日(土)午後1時30分から 須賀 正美 「古代東山道の旅風景 ~藤原興世 陸奥国へ行く~」 嘉祥四(851)年、陸奥守に任命された藤原興世。興世と一緒に平安京から陸奥国府多賀城まで一緒に旅をしてみませんか?さて、どんな風景が見られるのでしょうか?申込受付期間 :令和7年12月17日(水) 9:30 ~ 令和8年1月16日(金)15:00 東山道諸国 第2回 令和8年1月24日(土)午後1時30分から 八島 伸 「仙台藩校に描かれた絵画 -建築と美術がつくりだす世界-」 現在の宮城県庁および勾当台公園の付近には、かつて仙台藩の藩校がありました。今回とりあげるのは、藩校の一室を飾った絵画です。ここでは、絵画と建築に込められた意味や想いを通じて、仙台藩の歴史をご紹介します。 「講堂図」部分(大槻清準平泉『養賢堂學制 附講堂小誌 謠曲三章』東北大学付属図書館所蔵) 申込受付期間 :令和7年12月24日(水) 9:30 ~ 令和8年1月23日(金)15:00 第3回 令和8年2月28日(土)午後1時30分から 森谷 朱 「博物館のウラ側大公開! ~文化財を守る保存科学の現場~」 普段は見えない博物館のウラ側には、様々な設備があります。それらは全て、文化財を守るために必要なものですが、一般的にはあまり知られていません。今回は、どのような設備があり、そこでは一体何が行われているのか、保存科学の視点から博物館の舞台裏をご紹介します。 害虫調査の様子/資料構造調査の様子 第4回 令和8年3月7日(土)午後1時30分から 廣谷 和也(宮城県多賀城跡調査研究所) 「多賀城の発掘調査成果に学ぶ」 多賀城は奈良・平安時代の陸奥国府です。奈良時代には鎮守府も設置されており、古代東北地方の行政・軍事の拠点であったと考えられています。 本講座では、多くの成果が積みあがっている多賀城跡発掘調査成果の中でも、武器に関わる発掘資料に焦点をあて、多賀城の役割について考えてみます。 「多賀城跡出土の武器」『多賀城1300年』図録p63 第5回 令和8年3月14日(土)午後1時30分から 鈴木 啓司 「奥大道と中世の東北」 「奥大道」とは、中世の関東と陸奥国をつなぐ道であり、相模国(神奈川県)鎌倉から陸奥国津軽(青森県)外ヶ浜まで、長大な距離を結んでいたと考えられています。ここでは、奥大道とその周辺の様相について東北を中心に、発掘調査の成果に基づいて考えていきます。 国史跡 阿津賀志山防塁(福島県国見町) 第6回 令和8年3月21日(土)午後1時30分から 豊村 幸宏 「貨幣の誕生とその流通 -近代以前のヨーロッパ・アジア世界を中心として-」 貨幣の成立と展開を主題として、前半では、ヨーロッパとアジアにおける近代以前の貨幣の流通、 後半では宮城県における近代以前の貨幣の流通の2つのテーマで本講座を進めてまいります。特に、出土貨幣に関する最新の知見や宮城県内の研究課題にも触れながら、貨幣の歴史的実像に迫っていきます。 日比谷公園内にあるヤップ島の石の貨幣
-
古文書講座令和7年度 古文書講座 中級編|4回目
開催日: 2026年1月18日(日)
古文書解読の基礎知識をお持ちの方を対象に、実践的な読解能力を身に付け、歴史的事実や事象などを自分の力で把握できることを目指します。(4回連続シリーズ)