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美術工芸分野

館蔵資料の調査研究

館蔵の近世藩御用絵師の絵画資料及び工芸資料のうち杉山コレクション刀装具について関連資料の調査及び文献調査を進めています。また、絵画資料のうち仙台四大画家についての調査を行っています。特に仙台四大画家の絵画資料等については、小池曲江の絵画を中心に調査を行い、次年度に成果報告を行うための準備を進めています。

仏教文化及び美術に関する調査研究

仏教文化及び美術に関する調査研究として、令和2年度からの5年度で仏像及び神像、什物等を課題に据えて取り組んでいます。今年度は第4年度に当たり、宮城県央地域、宮城と関わりの深い岩手県域及び秋田県域、さらには福島県域等の信仰拠点について資料調査及び文献調査を行っています。なお、岩手県域と秋田県域の調査については当該県教育委員会との連携のもと実施しています。

東北の近世絵画に関する調査研究

本年度の事業では、東北各藩の御用絵師のうち、特に仙台藩御用絵師の佐久間家と松原家の絵師たちの作例に焦点を当て資料の調査を実施し、情報の収集及び整理を進めています。また、前年度に引き続き東北各地の景観図として、菅江真澄筆の景観図等文化人たちによる作例について調査しています。