この展示ではバラエティに富む仙台の近世絵画の一端を紹介します。 近世には様々な画風による数多くの画家が活躍しました。その中には狩野派のほか、円山応挙、谷文晁、葛飾北斎など有名人も少なくありません。また、彼らの多くが弟子を抱えたことで、それぞれの画風が受け継がれ、各地へと広まりました。 仙台では江戸時代後期に活躍した東東洋、菅井梅関、菊田伊洲、小池曲江の四人がとくに有名で、後に「仙台四大画家」と総称されます。彼らは江戸、関西や長崎などで学んだ画風を仙台にもたらすとともに後進を育て、各々の画風をこの地に根付かせました。
本展では、当館が所蔵する仙台四大画家と同世代の画家の作品を展示します。それぞれの特色ある画風をぜひご覧ください。

展示
テーマ展示室3
仙台の近世絵画 -仙台四大画家を中心として-
- 開催期間
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2015年6月16日(火)~2015年8月2日(日)
- 開催時間
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9:30~17:00(発券は16:30まで)
- 休館日
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毎週月曜日(祝日・休日の場合は翌平日)
※7月20日(月・祝)は開館
※7月22日(火)は休館 - 観覧料金
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常設展示観覧料金でご覧頂くことができます。
一般400円(20人以上の団体は320円)
(小・中・高校生は無料) - 主催
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東北歴史博物館
- 後援