江戸時代の絵画には季節感あふれる表現が多く見られます。そのなかで冬から春にかけての時期をあらわす画題としては、冬も枯れずに青々とした姿の松や竹、寒さに耐えていち早く開花する梅などが代表的です。 現在でも、新春に交わす年賀状やお正月飾りなどにおめでたいものとして松竹梅や富士山などの図柄が用いられていますが、それらはもともと長寿など幸福への願いを込めて描かれたものでした。
この展示では、館蔵の絵画から新春にふさわしいものや、おめでたい画題を描いたものを集めました。 新しい年が、皆様にとって良い年でありますようにお祈り申し上げます。

展示
テーマ展示室3
仙台の近世絵画-新春を迎えてー
- 開催期間
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2015年12月22日(火)~2016年1月24日(日)
- 開催時間
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9:30~17:00(発券は16:30まで)
- 休館日
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毎週月曜日(祝日・休日の場合は翌平日)
- 観覧料金
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常設展観覧券でご覧になれます。
一般400円(20名以上の団体は320円)
(小・中・高校生無料) - 主催
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東北歴史博物館
- 後援