1964年10月10日、国立競技場の青空のもと、第18回オリンピック東京大会の幕が華々しく開きました。参加国数が過去最大となるなか、日本選手団は金銀銅あわせて29個のメダルを獲得するなど、めざましい活躍を見せました。半世紀を経過した現在でも、歓喜の瞬間は色褪せることなく鮮やかによみがえります。
本展覧会は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、スポーツ遺産を皆様に広めるべく開催するものです。1964年の東京オリンピックを中心に、日本が初出場した1912年のストックホルムオリンピックから2020年に迎える東京オリンピック・パラリンピックに至るまでの歴史を紹介します。また、宮城県ゆかりの選手の資料も本展限定で展示し、宮城県におけるスポーツの普及と発展の歴史の一端に触れます。