当館学芸職員が、日頃の調査・研究の成果についてお話しします。講座ごとに受講できます。(全5回)
<参加申込にあたって>
・各回ごとに設けます![]() ・申込みは各回ごとに開催日の1か月前(午前9時30分)から、電子申請方式で先着順で受け付けます。 ・電子申請で申し込めない場合は、下記【お問い合わせ先】 へご連絡ください。 |
第1回 令和7年1月18日(土)午後1時30分から 山田 凜太郎
「縄文時代の銛」
銛とは、大きな魚や海で生活する哺乳類を獲るために使われている道具です。現在でも漁で使われている道具ですが、そのルーツははるか昔、縄文時代にまでさかのぼります。本講座では、東北地方で数多く出土している縄文時代の銛に注目して、その歴史や魅力をひもといていきます。

第2回 令和7年1月25日(土)午後1時30分から 小林 直輝
「宮城の伝承切紙」
宮城県では、お正月を迎えるにあたり、神棚などに切紙を飾る習慣が広く見られます。「きりこ」や「御幣(ごへい)」と呼ばれ親しまれる切紙は、地域の神職によって作り方が伝承されてきました。本講座では作られる場や、家々での祀られ方に注目しながら、「宮城の伝承切紙」の魅力に迫ります。

第3回 令和7年3月1日(土)午後1時30分から 成田 翔音
「秋田県湯沢市の近代和風建築とその活用
~ヤマモ味噌醤油醸造元を事例として~」
近年、数多くの近代建築が登録文化財となり、それら歴史的建造物の活用が求められています。本講座では、秋田県の醸造元を事例として取り上げ、所有する建造物の歴史的な価値、その活用の事例について掘り下げます。本講座を通して、歴史的建造物を楽しむための視点を提供します。

第4回 令和7年3月8日(土)午後1時30分から 山口 貴久
「墳墓からみる多賀城創建期」
宮城県や東北地方では、群集墳や横穴墓など古墳時代の終わりから多賀城が創建された頃のお墓(墳墓)が多数存在し、副葬品なども多く出土しています。本講座では、それら墳墓に残されたさまざまな痕跡から、多賀城創建期当時の情勢に迫ります。
