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今野家住宅母屋建築250周年記念 今野家住宅の歴史

家相図(明治8年)家相図(明治8年)

 当館の屋外展示施設である今野家住宅は、桃生郡北上町(現石巻市)より移築・復元した江戸時代中期の民家です。母屋と中門は宮城県指定有形文化財に指定されています。
屋敷の中心的な建物である母屋は、明和6年(1769)春に建築されたことが文書に記されており、今年で築250年という節目の年を迎えました。加えて、平成11年(1999)に当館の屋外展示として公開・活用を開始してから20周年にも当たります。
本展示では、今野家から寄贈された資料の中から、母屋の建築に関わる文書や、明治・大正時代の屋敷の様子がわかる家相図を展示します。そして、博物館への移築復元の過程を紹介し、母屋が建てられてから博物館に移築復元されるまでの歴史を振り返ります。

*今野家住宅は、茅葺き屋根の修理を行うため、令和2年3月末まで見学できません。貴重な文化財を永く後世へ伝えていくために必要な修理です。御理解下さいますようお願いいたします。

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