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東北歴史博物館の使命と目標 |

東北からの発信を目指して

1 使 命

(1)東北の姿を自ら再発見し,東北の存在を広く世界に発信することにより,国際化の時代にふさわしい地域づくりとその活性化に貢献します。

(2)既存の博物館のイメージを脱皮し,類例のない新しい博物館のあり方を追求します。

(3)「明日の東北」を考えるきっかけづくりを重視し,実社会と積極的に交流する博物館を目指します。

2 目 標

(1)参加し体感する博物館

  • 宮城・東北の歴史・文化を楽しみながら体感できる博物館を目指します。

(2)生涯学習ならびに調査研究に機会と場を提供する博物館

  • 生涯学習に対して,きめ細かなカリキュラムの設定をします。
  • 利用者の調査研究に対するバックアップ体制を整備します。

(3)豊かな情報を提供する博物館

  • ニーズに応じた情報の提供が的確迅速に行えるようにします。

(4)自ら研究する博物館

  • 活発かつ高度な研究を基礎とし,その成果を展示公開や利用者の学習活動に役立てます。

(5)文化財を後世に伝える博物館

  • 有形、無形文化財を積極的に収集・保存し,後世に継承します。
  • 文化財の保存・修復に必要な科学的処理等を行います。

(6)幅広く交流する博物館

  • 東北全域さらには全国的な視野に立った積極的な交流を図る博物館を目指します。

3 中長期目標

開館以来の博物館を取りまく環境の変化への対応,さらに平成23年3月に発生した東日本大震災への対応という新たな課題に取り組むため,今後の当館の進むべきあり方を検討し,この度,中長期に取り組むべき活動方針と達成目標を策定いたしました。

目標は,平成25年度から平成29年度までの5年間を中期目標と,30年度以降については長期目標と見なしておりますが,24年度中に着手できるものについては,遅滞なく実行してまいります。なお,本計画は作成時点での諸事情に基づき策定したものであり,その後に県の財政計画の変更や組織再編などにより大きな変化が生じたときは,計画期間中でも必要に応じて見直すものとします。

また,本計画の推進のため館内推進組織を立ち上げ進捗状況を常に把握するなど,PDCAサイクルの考え方に基づき,的確な進行管理を行います。

(1)活動方針

  当館の新たなあるべき姿を実現するため,震災からの復興という新たな使命を加えた9つの活動方針を設定し,当中長期目標の達成に向け取り組みを進めてまいります。

 ①常設展示・企画展示
   何度も訪れたくなる常設展示を目指します。また,利用者の要望をとらえ,時宜を得た魅力的な特別展示を目指します。

 ②教育普及
   多様で親しみやすく,参加したくなる教育普及事業を目指します。また,学校が博物館を効果的に活用できることを目指します。

 ③調査研究
   東北の歴史・文化等に関する調査研究を推進し,その成果を積極的に展示公開します。また,他の博物館・研究機関等との連携を深めます。

 ④資料の収集と保管・活用
   東北の歴史・文化に係わる資料を系統的に収集し,その積極的活用を図ります。また,収集した資料を特質に応じて保存管理し後世へ継承します。

 ⑤情報の発信
   当博物館の存在や活動・事業の内容等を積極的にお知らせします。また,インターネットを通じて情報の速やかで効果的,魅力的な発信に努めます。

 ⑥県民参加
   利用者のニーズが博物館の運営に十分反映されるよう努めます。また,博物館への県民参加を,積極的に推進します。

 ⑦施設の整備・管理
   利用者が利用しやすい施設・設備環境に向けて検証と改善を行います。また,障害者等の方々が安心して利用できる環境を整えます。

 ⑧組織・人員
   組織の再検証を進め,効果的・効率的な業務運営が確保される体制を目指します。

 ⑨東日本大震災対応
   県内の文化財レスキュー活動をリードし,その推進に努めます。また,震災復興を祈念する展示事業を積極的に展開し,
   さらに震災や被災文化財に関する調査研究を行い,常設展示事業での展開を目指します。

(2)目 標

  活動方針を受け,具体的な達成目標と実施区分を明らかにして,取り組んでまいります。達成目標等についてはコチラ

(3)自己評価

  目標達成推進委員会において平成25年度を総括する内部評価を実施しました。自己評価等についてはコチラ

4 沿革

昭和49年 8月 東北歴史資料館設置 (廃止 平成11年3月31日)
平成3年 3月  東北歴史博物館(仮称) 建設基本構想策定
平成4年 3月  東北歴史博物館(仮称) 運営・展示・建築基本計画策定
平成5年 10月 東北歴史博物館(仮称) 建築設計競技
平成8年 10月 東北歴史博物館(仮称) 建築工事着工 (竣工 平成11年3月26日)
平成9年 3月  東北歴史博物館(仮称) 展示工事着工 (竣工 平成11年3月25日)
平成9年 12月 東北歴史博物館(仮称) 古民家復元工事着工 (竣工 平成11年6月30日)
平成10年 7月 東北歴史博物館(仮称) 情報システムプログラム製造 (完成 平成11年3月25日)
平成11年 4月 東北歴史博物館設置 (平成11年宮城県条例第2号)
平成11年 10月 オープン (10月9日)
平成13年 9月 JR東北本線国府多賀城駅 開業 (9月29日)
平成18年 9月 入館者100万人達成 (9月8日)
平成21年 10月 開館10周年 (10月9日)
平成24年 5月 入館者200万人達成 (5月3日)
平成30年12月 入館者300万人達成(12月1日)
令和元年10月 会館20周年(10月9日)
令和2年 3月 ロゴマーク制定(3月17日)

 

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