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近世

城下町と村のくらし

城下町と村のくらし

16世紀末に豊臣秀吉は全国統一を果たし、さらに徳川家康が1603(慶長8)年、江戸に幕府を開きました。以降、1868年に明治政府に政権が移るまでの時代を近世と呼びます。全国の大名は、身分制が確立し、領内は武士・商人・職人の住む城下町と、農民や漁民の住む村とに分けられました。交通制度も整備され、藩域を越えた交流・交易が活発に行われました。

村におけるワラの神々

村におけるワラの神々

ワラは草履や靴・帽子などの日用品の材料となりますが、しめ縄や人形など信仰に関わる用具の素材としても古くから使われてきました。特に東北地方では、ワラ製の神々を祀る行事が多く伝えられ、大きな神像を作ったり、ワラ製の衣装をまとった、ナマハゲなどの神が村を訪れる行事が行われています。そうした各地で作られているワラの神々を通して、神に託した村人たちの願いをうかがうことができます。