古代陸奥国が設置された7世紀中頃から、陸奥国府が多賀城に移される8世紀前半にかけて、鳴瀬川中流域に色麻古墳群は造られています。直径10m前後の小円墳からなる500基の大規模な群集墳です。715年には陸奥国北辺に黒川以北十郡が移民によって建郡されたとする記録が『続日本紀』には残されており、色麻古墳群はおおむねその前後の時期に相当し、陸奥国北辺の古墳文化から仏教文化への過渡的な様相も示しています。
色麻古墳群とその周辺遺跡の代表的な資料を、写真もまじえてご紹介します。

展示
テーマ展示室1
「色麻古墳群-県北の大規模群集墳」
- 開催期間
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2018年7月10日(火)~2018年12月28日(金)
- 開催時間
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9:30~17:00(発券は16:30まで)
- 休館日
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毎週月曜日(祝日・休日の場合は翌平日)
- 観覧料金
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常設展観覧料金でご覧になれます。
一般460円(20名以上の団体は360円)
小・中・高校生無料 - 主催
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東北歴史博物館
- 後援