当館の屋外展示施設である今野家住宅は、桃生郡北上町(現石巻市)より移築・復元した江戸時代中期の民家です。屋敷の中心的な建物である母屋は、明和6(1769)年春に建築されたことが文書に記されており、今年で築250年という節目の年を迎えました。本展示では、今野家から寄贈された資料の中から、母屋の建築に関わる文書や、明治・大正時代の屋敷の様子がわかる家相図(かそうず)を展示します。そして、博物館への移築・復元の過程をパネルで紹介し、母屋が建てられてから博物館に移築・復元されるまでの歴史を振り返ります。

 

 web展覧会はこちら
https://www.thm.pref.miyagi.jp/virtual/konnoke-history/
 ※展示物の一部をご紹介しています。