2021年3月11日で、東日本大震災発生から10年になります。震災発生直後から、道路や鉄道といった交通機関、住宅再建や産業の復旧と復興は、一歩ずつ進んでまいりました。

 復興事業を進める場所には遺跡があることもあります。宮城県は復興事業と遺跡保護を両立し、発掘調査を迅速に行い、地域の歴史を大切にしながら復興を推進する努力を続けています。この展示は、これまでの宮城県の復興状況と、復興事業に関わる遺跡の発掘調査の成果を県民の皆さんに報告するものです。

 そして、復興の歩みの報告にとどめず、近い将来に起こりうる災害時の対応に寄与するものにしたいと考えます。
 

展示案内チラシはこちら