新春に交わす年賀状やお正月飾りなどには、松竹梅、富士山などの図柄がおめでたいものとして用いられます。それらは江戸時代の掛け軸や屏風にも、幸福への願いを込めて描かれていたものでした。長寿や富などを象徴する神さまや動物たち、寒さに耐えていち早く開花する梅などの絵画を、当時の人々も新春の喜びと一年の幸福の祈りを込めて眺めていたのです。
この展示では館蔵の江戸時代の絵画のうち、新春にふさわしい、季節の風物やおめでたい題材のものを集めてご紹介します。
新しい年が皆様にとってよい年でありますようにお祈り申し上げます。

展示
テーマ展示室3
「仙台の近世絵画 -新春を迎えて-」
- 開催期間
-
2021年1月5日(火)~2021年2月14日(日)
- 開催時間
-
午前9時30分から午後5時まで(発券は午後4時30分まで)
- 休館日
-
毎週月曜日(祝日・休日の場合は翌平日)
- 観覧料金
-
常設展観覧料金でご覧になれます。
一般460円(20人以上の団体は360円)
小・中・高校生は無料
- 主催
-
東北歴史博物館
- 後援