アンデルセンの童話やレゴ、ロイヤルコペンハーゲンでおなじみの国、デンマーク。最近は、国連が発表する幸福度ランキング上位の国としても注目されています。近年、ますます人気を集める北欧デザインのなかでも、デンマークは、ヤコブセンやウェグナーなど数々の巨匠たちを輩出し続けるデザイン大国です。デザイン史に名を残す優品の数々は、シンプルでモダン、機能性と美しさを兼ね備えており、また素材やデザインに見られる自然との親和性は、私たち日本人の価値観にも通じるものです。こうした世界を魅了する優れたデザインを生み出し続ける秘訣はどこにあるのでしょうか?

 本展では、デンマーク近代デザインの黄金期とも言うべきミッド・センチュリー以降のデザインを中心に、デンマーク・デザインの真髄とそれを生み出すデンマーク独自の土壌、文化や社会にも目を向けます。

 本展は、デンマーク・デザイン博物館の協力と構成に関するアドバイスのもと実現するもので、優れたデザインを生み出し続けるデンマークの魅力に様々な角度から迫ります。
 

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