東北歴史博物館では平成11年の開館以来、地域ゆかりの絵画資料の収集につとめてきました。本展では、当館が平成30年から令和3年にかけて収蔵した新たな近世絵画資料のうち10件をご紹介します。
 展示の中心となるのは、仙台藩の御用絵師として藩の仕事も担った画家や、江戸時代後期に活躍した仙台藩出身の四人の画家「仙台四大画家」など、地域ゆかりの近世画家たちの絵画です。また、縁あって収蔵となった太宰府の画家の絵画も展示します。
 これらの新たな顔ぶれが、地域の方々をはじめ、皆さまに親しんでいただける存在となれば幸いです。