漆紙文書は、多賀城跡で初めて発見され、当初は文書とは認識されなかったが、その後文字が確認されたため、漆紙文書と名付けられた。多賀城跡での発見以後、全国各地で漆紙文書の発見が相次ぎ、木簡と並んで古代を中心とする貴重な同時代資料となっている。
これら多賀城跡で発見されたものに加えて、山王遺跡、市川橋遺跡で発見されたものも加え、「多賀城跡出土漆紙文書 百五十一点」として、令和4年3月22日付けで重要文化財に指定された。
今回の展示では、日本で最初の漆紙文書の発見と、その後の研究で明らかになった多賀城の行政について紹介する。

展示
テーマ展示室3
「重要文化財指定記念 多賀城跡出土漆紙文書」
- 開催期間
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2022年10月18日(火)~2022年11月30日(水)
- 開催時間
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午前9時30分から午後5時まで(発券は午後4時30分まで)
- 休館日
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毎週月曜日(祝日・休日の場合は翌平日)
- 観覧料金
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常設展観覧料金でご覧になれます。
一般460円(20人以上の団体は360円)
小・中・高校生は無料
- 主催
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東北歴史博物館
- 後援