多くの墨蹟を残した高僧の中でも、瑞巌寺の中興開山である雲居希膺(うんごきよう)と臨済宗中興の祖といわれる白隠慧鶴(はくいんえかく)は、民衆に対しても禅の精神を平易に説こうとした代表的な存在です。両禅師の墨蹟は、その内容はもちろん、視覚的な面白さや工夫が随所に見受けられ、民衆が興味関心を持って理解できることに心を砕いたようすをうかがうことができます。今回は、民衆との関わりの深い資料を中心に特集します。

展示
テーマ展示室3
高僧の墨蹟-雲居さんと白隠さん-
- 開催期間
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2012年9月19日(水)~2012年11月4日(日)
- 開催時間
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9時30分から17時まで
- 休館日
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毎週月曜日(祝日・休日の場合は翌平日)
- 観覧料金
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常設展観覧券でご覧になれます。
一般400円(20名以上の団体は320円)
(小・中・高校生無料) - 主催
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東北歴史博物館
- 後援
関連催事
- 信仰関係文化財と地域に関わる講演会 「高僧の墨蹟-雲居と白隠-」 平成24年10月20日(土)
主な展示資料
雲居希膺:栽松号 瑞巌寺
雲居希膺:法語 不論僧俗云々 東園寺
雲居希膺:崖上安息図 東北歴史博物館
白隠慧鶴:面壁達磨図 東園寺
白隠慧鶴:半身達磨図 満勝寺
ほか 全24点
雲居希膺:法語 不論僧俗云々 東園寺
雲居希膺:崖上安息図 東北歴史博物館
白隠慧鶴:面壁達磨図 東園寺
白隠慧鶴:半身達磨図 満勝寺
ほか 全24点