鬼は民話や伝承等で扱われる悪いもの、恐ろしいもの、強いものを象徴する存在ですが、元来は姿の見えないものです。
 定まった姿を持っておらず、場面の状況に応じて多様な現れ方をします。もっとも一般に知られる鬼の姿は、頭に角と巻き毛の頭髪、指に鋭い爪が生え、虎の毛皮の褌を腰にまとい、手に金棒を持った大男です。
 この展示では、東北地方の人々の生活とのかかわりの中から生み出された多様な鬼の姿を紹介します。

 

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