江戸時代の絵画には季節感あふれる表現が多く見られます。そのなかで冬から春にかけての時期をあらわすものとしては、冬も枯れず青々とした姿の松や竹、寒さに耐えていち早く開花する梅などが代表的です。
また、今でも新春に交わす年賀状やお正月飾りなどに、松竹梅、富士山などの図柄が、おめでたいものとして用いられていますが、それらはもともとは長寿などの幸福への願いを込めて描かれたものでした。
この展示では、館蔵の絵画から新春にふさわしいものや、おめでたい画題を描いたものを集めました。
新しい年が、皆様にとって良い年でありますようにお祈り申し上げます。

展示
テーマ展示室3
仙台の近世絵画-新春を迎えてー
- 開催期間
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2012年12月26日(水)~2013年2月11日(月)
- 開催時間
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9時30分から17時まで
- 休館日
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毎週月曜日(祝日・休日の場合は翌平日)
- 観覧料金
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常設展観覧券でご覧になれます。
一般400円(20名以上の団体は320円)
(小・中・高校生無料) - 主催
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東北歴史博物館
- 後援
主な展示資料
・「福禄寿三星図」 小池曲江筆
・「梅花小禽図」 菅井梅関筆
・「墨梅図」 江稼圃筆
・「高砂図」 東東洋筆
・「富士図自画賛」 南山古梁筆 他
・「梅花小禽図」 菅井梅関筆
・「墨梅図」 江稼圃筆
・「高砂図」 東東洋筆
・「富士図自画賛」 南山古梁筆 他