仙台出身で、江戸後期に活躍した「仙台四大画家」の一人である菅井梅関(ばいかん)は、中国由来の「南画」の画家として広くその名を知られました。
江戸、京都、長崎など、各地を訪れて絵画の技法を学んだ梅関ですが、なかでも、長崎に来日していた清の画家、江稼圃(こうかほ)との出会いは、彼の画業に多大な影響をもたらしました。稼圃から直接柄の手ほどきを受け、中国の古画などの貴重な手本を与えられたことで、梅関は南画の本格的な技法と思想を習得することとなったのです。
本展では、梅関の修業時代から帰郷後までの絵画と、その師・江稼圃の絵画を合わせてご覧いただきます。

展示
テーマ展示室3
仙台の近世絵画-梅関と江稼圃-
- 開催期間
-
2014年6月17日(火)~2014年8月3日(日)
- 開催時間
-
9:30~17:00(発券は16:30まで)
- 休館日
-
毎週月曜日(祝日・休日の場合は翌平日)
※7月21日(月・祝)は開館
※7月22日(火)は休館 - 観覧料金
-
常設展観覧券でご覧になれます。
一般400円(20人以上の団体は320円)
(小・中・高校生無料) - 主催
-
東北歴史博物館
- 後援