新春に交わす年賀状やお正月飾りなどには、松竹梅、富士山などの図柄がおめでたいものとして用いられます。それらは江戸時代の絵画にも、幸福への願いを込めて描かれていたものでした。長寿や富、子孫繁栄などを象徴する神さまや動物たち、寒さに耐えていち早く開花する梅などの掛軸や屏風を、当時の人々も新春の喜びと一年の幸福への祈りを込めて飾り、眺めていたのです。
この展示では館蔵の絵画から、新春にふさわしい、この季節の絵画やおめでたい画題を集めました。 新しい年が皆様にとって良い年でありますようにお祈り申し上げます。

展示
テーマ展示室3
仙台の近世絵画-新春を迎えて-
- 開催期間
-
2016年12月22日(木)~2017年1月29日(日)
- 開催時間
-
9:30~17:00(発券は16:30まで)
- 休館日
-
毎週月曜日(祝日・休日の場合は翌平日)
年末年始(12/29~1/3) - 観覧料金
-
常設展観覧券でご覧になれます。
一般400円(20名以上の団体は320円)
(小・中・高校生無料) - 主催
-
東北歴史博物館
- 後援