「古代日本の皇位継承 -新天皇即位をめぐる飛鳥・奈良時代史-」(全3回シリーズ)


 昨年5月1日、新天皇が即位し、元号が「平成」から「令和」へと改められました。今回の新天皇の即位は、ご高齢のため従来どおりの公務の遂行が難しくなった明仁上皇が生前退位したことによるものであり、明仁上皇から今上天皇へと皇位が継承されました。天皇の生前退位は、江戸時代の光格天皇以来202年ぶりのことでした。
 天皇が存命中に新天皇に位を譲ることを古代では「譲位」といいますが、奈良時代の日本では譲位が基本的な皇位継承のあり方でした。なぜ譲位は繰り返されたのでしょうか。また、その目的はどこにあったのでしょうか。
 本講座では、古代日本の新天皇即位に関する漢文史料を読み解きながら、飛鳥・奈良時代史のなかで古代の皇位継承について考えます。


毎年、多くの皆様に御参加いただいております、史料を読みながら歴史に触れることのできる「史料講読講座」
全3回の講座を予定していましたが、第1回5月17日(日)延期となりました。
以下のように日程を変更して実施する予定です。


(旧)①5月17日(日)②6月21日(日)③7月19日(日)
(新)①6月21日(日)②7月5日(日)  ③7月19日(日)

※今後の状況によっては、再延期・中止となる場合がございます。