テーマ「古代蝦夷の交易」 講師:相澤秀太郎


 古代の法律書『延喜式』には、陸奥国と出羽国がそれぞれ入手して都に送るべき品として昆布や羆の皮などが定められていますが、これらの品々は陸奥出羽両国内で得ることができない物ばかりでした。国司たちはどのようにして入手していたのでしょうか。じつは、蝦夷との交易によって手に入れていたと考えられるのです。                     
 本講座では、古代の漢文史料をテキストとして、律令国家と蝦夷との交易の実態について読み解いていきます。

  毎年、多くの皆様にご参加いただいております「史料講読講座」を令和3年度も開催いたします。 5月16日(日)から以下の日程で、全3回の講座になります。

第1回 : 5月16日(日) 
第2回 : 6月20日(日) 
第3回 : 7月11日(日) (全3回シリーズ)
*第3回の講座は7月18日(日)から変更となりました。