「ディスカバージャパンポスター」(鉄道博物館蔵)
こどもたちにとって,夏休みは一年でもっとも長い休み期間です。夏休みにおけるさまざまなイベントの中でも,家族でおでかけをするという行為は,日常空間から非日常空間へ生活の場を移すとともに,家族がそろって一連の行動をとることにより,家族のつながりを再確認することのできる貴重な機会でもありました。その夏休みに家族そろってでかけるという行為を実現させ,より実りあるものにするために,こどもも大人もそれぞれの立場でさまざまな行動をとりますが,その一連の行動と手段は社会の移り変わりの中で大きく変化していったことをたどることができます。
今回の展示では,年代を家族旅行が始まった昭和初期と,高度経済成長により家族旅行が急激に拡大した昭和40~50年代の2つに設定し,それぞれの時代における「夏休みのおでかけ」の様相を紹介します。この展示を通じて,夏休みとは?家族とは?といった今日的な問題を考えるきっかけを提供したいと考えています。
【写真:ディスカバージャパンポスター(鉄道博物館蔵)】
開催期間 | 2012年7月7日(土)~9月9日(日) |
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開館時間 | 午前9時30分~午後5時(発券は午後4時30分まで) |
休館日 | 毎週月曜日(月曜日が祝日・休日の場合は翌平日) |
観覧料金 | 一般500円(400円)・シルバー400円(320円)・高校生・中学生・小学生は無料 |
主催 | 東北歴史博物館 |
後援 | 多賀城市,多賀城市教育委員会,多賀城市観光協会,多賀城・七ヶ浜商工会,NHK仙台放送局,東北放送,仙台放送,宮城テレビ放送,東日本放送,河北新報社,朝日新聞仙台総局,毎日新聞仙台支局,読売新聞東北総局,産経新聞社東北総局,エフエム仙台,宮城ケーブルテレビ |
関連行事 | ★記念講演会 「東北の鉄道と家族旅行」
★鉄道模型運転会 〔実施主体:塩釜レールサークル〕
★ボンネットバス試乗会 〔実施主体:昭和の車保存会〕
★特別展示解説 |