なまはげ
郷土玩具は,日本各地に伝わる素朴な手作りのおもちゃです。これらの価値は,日本が近代化するなかで研究者や愛好家により発見され,その後も盛んに製作・創作されました。特に昭和に入ってからは,国内観光ブームとともにその需要が増し,郷土玩具はその土地の文化や風習を表すおみやげとして人気を集めました。
本展では仙台に暮らした医師黒田秀雄氏が全国で収集したコレクションの中から,東北各地で作られた郷土玩具を紹介します。収集年代は戦後の郷土玩具ブームの時代,1950年代から1980年代頃が中心です。
製作者は「郷土」らしさをどのように表現し,収集者はその玩具のどこに魅力を感じたのでしょうか。北は青森から南は福島まで。黒田コレクションに導かれ,戦後昭和の東北を旅しながらその魅力を探ります。
開催期間 | 2022年7月5日(火)から11月30日(水) |
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開館時間 | 午前9時30分から午後5時まで(発券は午後4時30分まで) |
休館日 | 毎週月曜日(祝日・休日の場合は翌平日) |
観覧料金 | 常設展観覧料金で御覧になれます。 一般460円(20名以上の団体は360円) 小・中・高校生は無料 |
主催 | 東北歴史博物館 |