東東洋筆「月夜双鹿図」
江戸時代は,近世を通じて画壇の頂点にあった狩野派をはじめ,京都を中心に活躍した円山応挙・呉春を祖とする円山・四条派,中国絵画の影響を受けて発展した南蘋派や南画など,さまざまな絵の流派が登場した時代でした。江戸,京都など文化の中心地で発展した各流派の絵画は,それを学んだ弟子たちによって全国各地へと広まりました。
仙台藩出身の画家のうち,江戸時代後期に活躍した東東洋,小池曲江,菅井梅関,菊田伊洲の四人は後に「仙台四大画家」と総称されます。彼らは江戸,関西や長崎などでそれぞれ異なる流派の画技を主として身に付け,仙台に戻ると絵画制作や後進育成を通して各々の画風をこの地に伝えました。
本展示では,この「仙台四大画家」の絵画をご紹介します。
開催期間 | 2022年1月5日(水)~2月13日(日) |
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開館時間 | 9:30~17:00(発券は16:30まで) |
休館日 | 毎週月曜日(祝日・休日の場合は翌平日) |
観覧料金 | 常設展観覧料金でご覧になれます。 一般460円(20人以上の団体は360円) 小・中・高校生は無料 |
主催 | 東北歴史博物館 |