左)雲居希膺賛 崖上安息図(東北歴史博物館蔵) 右)願王全堤賛 河一清筆 出山釈迦図(満勝寺)
当館では県内各地域に所在する文化財の調査に力を入れてきました。その中でも,高僧の記した墨蹟類が諸寺院で多数所蔵されていることがわかり,現在も調査を継続しています。
その調査の成果を元に,今回の展示では,絵画に詩文などの賛が書かれた画賛の世界を特集します。
画賛は,当然のことながら,その絵画と賛が密接な関係性を持っており,一つの作品としての画賛を理解するには,その両者を理解する必要があります。ただ,これまでの絵画鑑賞においては,絵画のみの鑑賞にとどまることが多く,賛の内容に深く踏み込んで画賛を理解することは,ほとんど行われていないように思われます。
今回は,絵画鑑賞の一つの方法として,賛の内容を読んで,画賛をより深く理解することを目的に,宮城ゆかりの高僧の画賛をご紹介します。
開催期間 | 2020年2月18日(火)~4月12日(日) |
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開館時間 | 9:30~17:00(発券は16:30まで) |
休館日 | 毎週月曜日(祝日・休日の場合は翌平日) |
観覧料金 | 常設展観覧料金でご覧になれます。 一般460円(20人以上の団体は360円) 小・中・高校生は無料 |
主催 | 東北歴史博物館 |