東東洋筆酒呑童子図屏風 部分
本展示では,仙台を代表する近世画家の一人である東東洋(あずまとうよう)の屏風を紹介します。
屏風は,部屋の仕切りや目隠しなどに用いられる調度品ですが,そこに絵が描かれることで,空間を演出する装飾品としての役割も持つようになりました。屏風の大きな画面は,目の前に広大な風景があるように感じさせたり,時間や場所の異なる場面を,一つの画面に描いたりすることを可能にしました。
本展示で紹介する屏風は,それぞれテーマは異なりますが,いずれも物語や風景など,大画面の特質が活かされた構図に,東洋らしい情緒ある雰囲気やユーモアを含んだ世界が描かれています。
ぜひ,東洋の屏風の世界をお楽しみください。
今回の展示資料は以下のとおりです。すべて東洋による作品です。
・「酒呑童子図屏風」 六曲一双
・「浜松図屏風」 二曲一双
・「耕職図屏風」 六曲一双
開催期間 | 2019年9月3日(火)~10月20日(日) |
---|---|
開館時間 | 9:30~17:00(発券は16:30まで) |
休館日 | 毎週月曜日(祝日・休日の場合は翌平日) |
観覧料金 | 常設展観覧料金でご覧になれます。 |
主催 | 東北歴史博物館 |