伊達綱村像 東園寺蔵
仙台藩四代藩主である伊達綱村は,いわゆる伊達騒動と呼ばれる最大の危機を乗り越えて仙台藩を発展させました。また現在も信仰・文化の拠点となっている多くの寺社を建立・造営したほか,学問を奨励し藩史編纂事業を行うなど文教の興隆にも努めました。没後300年を迎えるにあたり,政治・経済・文化の各方面にわたって大きな影響を与えた伊達綱村について,今に残る関係文化財等によってその事績を顕彰します。また,17世紀後半,衰退していた地域が伊達綱村の政策によって復興・発展したことにより,今も綱村を顕彰している地域があります。そのような,現在まで受け継がれている地域とのつながりについても取り上げていきます。
開催期間 | 2018年10月6日(土)~12月2日(日) |
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開館時間 | 9:30~17:00(発券は16:30まで) |
休館日 | 毎週月曜日(ただし,10/8は開館),10/9 |
観覧料金 | 観覧料:一般1,000円 シルバー900円 小・中・高校生300円 |
主催 | 東北歴史博物館 |
後援 | 多賀城市/塩竈市/多賀城市教育委員会/塩竃市教育委員会/多賀城市観光協会/多賀城・七ヶ浜商工会/鹽竈商工会議所/TBC東北放送/仙台放送/ミヤギテレビ/KHB東日本放送/エフエム仙台/宮城ケーブルテレビ/朝日新聞仙台総局/毎日新聞仙台支局/読売新聞東京本社東北総局/産経新聞社東北総局 |
共催 | NHK仙台放送局/河北新報社/志波彦神社・鹽竈神社/大年寺/孝勝寺/善應寺/満勝寺/東園寺 |
助成 | 芸術文化振興基金 |
関連行事 | 【記念講演会】
【講演会と対談】
【シンポジウム】
【書道パフォーマンス】
【展示解説】 |
第1章 幼君亀千代 -後見人政治と伊達騒動-
第2章 綱村の親政
第3章 綱村の信仰 -寺社の造営-
第1節 鹽竈神社 -二度の造営
第2節 大年寺 -黄檗宗への傾倒
第3節 善應寺 -父の死後のため・臨済僧との交流
第4節 孝勝寺 -母への思い・子への愛
第5節 満勝寺 -伊達氏始祖を顕彰する
第4章 地域とのつながり -塩竈の復興と肯山講-