金小札黒漆五枚胴具足〔伊達斉村所用〕
江戸時代,六十二万石の大藩である仙台藩は,同一地域を長く治めました。安定した治世は高度な技術を有する職人集団を育む土壌となり,優れた工芸品の数々が生み出されました。中でも,武器であると同時に武士の精神性を示す刀剣・甲冑類は特に重んじられ,お抱えの職人を中心に幕末まで製作が続けられました。そのことを示す品々が,今も数多く残されています。
本展では,仙台藩内で製作・所用された刀剣・甲冑類を中心に展示し,工芸資料として,また武門の象徴としての美しさや質感を見ていただきます。
開催期間 | 2018年1月30日(火)~3月11日(日) |
---|---|
開館時間 | 9:30~17:00(発券は16:30まで) |
休館日 | 毎週月曜日(祝日・休日の場合は翌平日) |
観覧料金 | 常設展観覧料金でご覧になれます。 |
主催 | 東北歴史博物館 |