線刻千手観音等鏡像 国宝 水神社 秋田県大仙市
宮城県内には鏡像や懸仏が数多く伝わり,当地の特色となっていますが,そもそもこれらは一体どのような文化遺産なのか,現在ではなかなか分かりにくくなっているようです。
この学術講演会は,鏡像・懸仏研究の第一人者である講師をお招きし,これら文化遺産の発生や展開,さらには歴史的意義などについて,わが国を代表する諸作例をたどりながら,広く深く学ぶ機会とするものです。
講師:内藤 栄氏(奈良国立博物館学芸部長)
昭和35年(1960),埼玉県生まれ。筑波大学大学院博士課程芸術学研究科退学。博士(芸術学)。サントリー美術館勤務後,平成8年(1996)より奈良国立博物館に勤務。現在,奈良国立博物館学芸部長。
工芸史を専門とし,サントリー美術館では「中尊寺黄金秘宝展」(平成5年〔1993〕),奈良国立博物館では毎秋の「正倉院展」の他,「仏舎利と宝珠」(平成13年〔2001〕)や「古密教」(平成17年〔2005〕)を始め,画期的な展覧会の開催に多数携わる。
開催日 | 2月18日(土) |
---|---|
時間 | 13:30~15:00(13時開場) |
場所 | 3階講堂 |
参加費 | 入場無料 |
その他 | 事前申込不要 |
広報画像について | 本学術講演会の広報物に掲載される画像は,テーマとなる文化遺産の概要等を分かりやすく示すために使用するものであり,これら原品の個別解説がメインテーマとはなりません。 |