宮城県多賀城跡調査研究所の研究員がそれぞれの専門分野の視点から,これまでの調査研究の蓄積を踏まえて,多賀城跡や古代東北地方の様子を伝え,地域の歴史文化を知っていただく講座です。
開催日 | 第1回 11月7日(土) 第2回 11月14日(土) 第3回 11月28日(土) |
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時間 | 13:30~15:00 |
場所 | 東北歴史博物館 3階講堂 |
定員 | 各講座 290名 |
参加費 | 受講無料 |
内容の詳細 | 第1回「施釉陶磁器からみた多賀城」 内容:多賀城では当時の高級食器である国産の緑釉・灰釉陶器や中国産の青磁・白磁が数多く出土しています。本講座では,そうした施釉陶磁器がどこでつくられ,どのように使われたかを紹介するとともに,都である平安京や北方世界との関係についても迫りたいと思います。
第2回「多賀城南門を復元する」 内容:多賀城跡や多賀城廃寺跡では,現地で建物跡の表示や,復元模型,復元図などを通して往時の建物の姿の再現を試みていますが,それらの基本となっているのは古代建築の復元考察です。今回は,現在復元事業が進行中の多賀城南門を対象にして,発掘調査で発見された建築跡がどのような復元考察を経て,建物の姿に再現されていくかという復元プロセスを紹介します。
第3回「大崎平野北縁に築かれた古代の防衛ライン」 内容:近年,大崎平野に点在する律令国家の拠点施設「城柵」の外側に,土塁と堀による大規模な防御施設が存在することが明らかになりました。この土塁と堀をいつ誰が何のために造ったのか,発掘調査の成果から考えてみたいと思います。 |
東北歴史博物館総合案内にお申し込みいただくか,情報サービス班までお電話かファクシミリ又は電子メールでお申し込みください。
ファクシミリ・電子メールでお申し込みの場合は,下記事項を御記入願います。
なお,お申し込み時点で定員に達している場合は,当館より御連絡を差し上げます。
お申込みは,令和2年10月7日(水)9:30から全ての講座の受付けを開始いたします。
1 講座名
2 氏名(フリガナ)
3 住所
4 電話・FAX番号
※本講座を何でお知りになったのか御記入願います。
電話:022-368-0106 FAX:022-368-0103
E-mail: thm-service@pref.miyagi.lg.jp