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れきはく講座

当館学芸職員が,日頃の調査・研究についてお話しします。

 

1回 平成28110() 古川 一明 「遺跡でたどる前九年合戦」 終了しました
 源頼義・義家と安倍貞任・宗任らが戦った「前九年合戦」のようすは軍記物語の「陸奥話記」に克明に記録され,「前九年合戦絵詞」にも生き生きと描き出されています。本講座では,地図や写真で古戦場や遺跡を紹介しながら,前九年合戦の経過をたどります。
 
2回 平成28117() 村上 一馬 「仙台藩の猟師鉄砲」 終了しました
 仙台藩には3,600人もの猟師がいました。彼らは山立猟師と呼ばれ,火縄銃を一挺ずつ所持していました。猟師には鉄砲の所持を認める鑑札が交付され,鉄砲改において正しく鉄砲を使うことを誓約していました。そうした仙台藩の管理体制を,鑑札や鉄砲改証文から解説します

第3回 平成28年1月24日(日) 芳賀 文絵 「発掘された金属製品を守る」 終了しました
 発掘によって出土した金属製品は,そのままの状態ではサビが進行し崩壊してしまう恐れがあります。そのため,保存科学では様々な手法で金属を処理します。本講座では,実際に宮城県で出土した遺物の処理例をもとに,どのようにして発掘した出土金属製品を守っていくのかを紹介します
        

第4回 平成28年2月7日(日) 菊地 逸夫 「仙台藩の鯨とり」 終了しました
 鮎川や女川を擁する宮城県は,日本有数の捕鯨県として知られていました。近代的な捕鯨が始まったのは明治時代以降ですが,今から約180年前の天保年間にも藩の財政を立て直す目的で「鯨取り」が行われました。雄勝町大須浜で行われた江戸時代の鯨取りについて紹介します

第5回 平成28年2月14日(日) 須田 良平 「旧石器時代から縄文時代へ」 終了しました
 最新の科学的分析の結果から,日本列島における出現の時期は,1万年を大きく遡ることが分かってきました。この年代は,旧石器時代と縄文時代の区分に関する考え方に再考を促しています。最新の研究成果をふまえ,この問題を考えます。

 

第6回 平成28年2月21日(日) 西松 秀記 「近代の神社造営-志波彦神社を例に-」 終了しました
 明治時代になると神社は国家が管理するようになり,その造営事業は内務省の技術官僚によって行われました。本講座では,設計を行った技術者とその設計思想を解説しながら,県内で唯一内務省が設計に関与した,志波彦神社の建築について紹介します。
 
7回 平成28年3月6日(日) 大久保 春野 「近世絵画に見る仙台藩の風景」 終了しました
 江戸時代には,藩主から庶民まで多様な「旅」が行われ,様々な風景が絵に描かれるようになりました。松島のような名所からちょっとした旅路の風景まで,江戸時代に描かれた仙台藩各地の風景を,当時の時代背景などとともに紹介します。
 
第8回 平成28年3月13日(日) 相原 淳一 「宮城県における縄文時代の葬墓制」 終了しました
 縄文時代における墓の起源と集落の関係を軸に,墓葬制の系譜をたどります。胎児や乳幼児の埋葬に関わる埋設土器や,いったん遺体を埋葬してから再び遺骨の一部を埋葬する再葬墓,副葬品の有無や種類など人間社会を映す鏡として葬墓制について考えます。 

開催日

3月13日(日)

時間

13:30~15:00

場所

3階 講堂

参加費

無料

受講について

各回テーマが異なりますので,講座ごとに受講できます。

申し込み方法

事前申込み不要