土器作り
小学校社会科の「日本の歴史」で最初に学ぶのが縄文時代です。縄文時代の人たちは,たて穴住居という家に住み,木の実や山菜,野山の動物,海や川の魚をとって暮らしていたといわれます。でも,縄文人はどんな人?縄文土器や石器はどうやって作って,使ったの?教科書だけではわからないこともいっぱいあります。
この教室では,縄文土器を作ったり,石器を使ったり,体験をとおして縄文人の智恵と技を学びます。そして,自分で作った縄文土器と縄文時代について学んだこと・考えたことを展示して発表します。
開催日 | 11月22日(土) |
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時間 | 各回 13:30~15:30(プログラムにより前後する場合があります。) |
場所 | 東北歴史博物館 |
定員 | 小学校5・6年生 40人 |
参加資格 | 全6回の講座に継続して受講できる方 |
参加費 | 無料 |
プログラム内容 | 第1回 ガイダンス 9月20日(土) 【終了しました】
第4回 縄文土器作り (2)土器を焼く 10月25日(土) 【終了しました】
第6回 展示発表「小学生が学んで考える縄文時代」 11月22日(土) 【終了しました】 |
『タイムスリップ!縄文体験教室』では,宮城県内の小学校5,6年生が,縄文時代を体験して学んでいます。子どもたちは,「みる」,「きく」,「さわる」といった五感を使って縄文時代の生活にふれ,さまざまなことに気づき,学びました。大昔の家がせまいことやドングリなどの木の実をたくさん食べていたことにおどろき,縄文土器をつくることが思った以上に大変なことを知りました。
体験教室のまとめとして,11月22日(土)~30日(日)に当館エントランスホールで,子どもたちが縄文時代の生活についてどんなことに気づいたのか,考えたのかを展示で発表します。今の小学生が2,000年以上前の縄文時代の生活にふれ,何を学び,考えたのかをごらんください。
縄文時代の生活のお話を聞きます。でもこれは体験教室。ただ聞くだけじゃありません。本物のイノシシ(はくせい)の登場にびっくり!
縄文人の顔を想像して描いたり、縄文人がたくさん食べていた木の実とシカ(角と毛皮だけですが)をさわって確かめたりしました。
縄文土器づくりでは、形を作るのがけっこう大変でした。みんな真剣です。
石器を使う体験では、石器でクルミを割ってみたり。
石器で肉を切ってみたり。うわっ、本当に切れる!
縄文土器で鍋料理を作ってみました。イノシシ鍋やカモ鍋は大好評!一滴も残さず食べきりました。
ドングリとクリの粉で作った縄文クッキーを石のオーブンで焼きました。甘くないクッキーはイマイチかな?
縄文土器も無事焼き上がりました!11月22日(土)から30日(日)まで小学生が作った縄文土器を展示します。ぜひ見てください!