当館学芸職員が,日頃の調査・研究の成果についてお話しします。講座ごとに受講できます。(全6回)
<お知らせ>
第6回れきはく講座「日本海東縁の古津波堆積層と遺跡 -青森県深浦椿山~秋田県男鹿~山形県飛島~新潟県佐渡-」の開催日を3月19日(土)に変更いたします。申し訳ございませんがご理解くださいますようお願いいたします。
<参加申込にあたっての注意事項>
・新型コロナウイルス感染症の影響により,予定が変更になる場合があります。 ・感染症対策のため,マスクを着用してご参加ください。 ・申込は電子申請方式で,先着順で行います。 ・個人情報は,本講座に必要な範囲の目的にのみ利用するものですが,必要に応じて保健所等の公的 機関に提供される場合があります。 |
第1回 令和4年1月29日(土)午後1時30分~午後3時まで 相澤 秀太郎
「東アジアのなかの古代蝦夷 -唐・日本と蝦夷の関係をめぐって-」
古代の蝦夷を論じる際、これまで日本の天皇と蝦夷の関係について考察した「律令国家と蝦夷」等の多くの研究が発表されてきました。この視点を,唐帝国を中心とする当時の東アジア世界に拡大させて古代蝦夷を考えてみると,これまで解けなかったいくつかの問題が氷解します。本講座では,当時の国際関係のなかに蝦夷を位置づけた上で,新たな知見を提示します。
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第2回 令和4年2月5日(土)午後1時30分~午後3時まで 佐藤 和道
「宮城で守られた貴重図書 -東洋文庫の疎開-」
戦時中,日本やアジア,世界の歴史を語る貴重な資料が宮城に疎開していたことを,皆さんはご存じでしょうか。歴史資料としての図書が戦禍からどのように逃れたのか,そしてそれら貴重な図書からどのような歴史が語られるのか,皆さんと一緒に見ていきたいと思います。
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第3回 令和4年2月19日(土)午後1時30分~午後3時まで 鈴木 啓司
「中世のやきもの -どこで作られ,どこへゆくか-」
現代人の生活に欠かせないやきもの。中世の人々も大陸産の磁器,国産の陶器など,多くのやきものを使用していました。これらの生産と流通の様子について,東北地方を中心に考えていきます。
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第4回 令和4年2月26日(土)午後1時30分~午後3時 小野 章太郎
「縄文人の水辺のくらし」
近年,宮城県北部の大崎平野では,多くの縄文時代の遺跡で発掘調査が行われています。これらの調査から,縄文人が水辺で生活を営んできたことがわかってきました。その生活について,さまざまな遺物を紹介しながらその実態に迫ります。
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第5回 令和4年3月5日(土)午後1時30分~午後3時 渡邊 直樹
「プレイバック「戦後昭和」~豊かさを求めた若者と豊かさの中の若者~」
昭和20年8月15日,敗戦を契機に,それまで通用していた価値観や人の振る舞いに大きな変容がはじまります。この講座では,戦後日本の「豊かな“人なみ”のくらし」を求めた若者,「豊かさ」の中に生きる若者のすがたを,「消費」という視点から振り返ります。
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第6回 令和4年3月12日(土) 令和4年3月19日(土)に変更 午後1時30分~午後3時 相原 淳一
「日本海東縁の古津波堆積層と遺跡 -青森県深浦椿山~秋田県男鹿~山形県飛島~新潟県佐渡-」
北海道~佐渡で確認された古代の古津波堆積層中には,製塩土器破片が含まれ,製塩に関わる施設や集落が津波に襲われたものと考えられています。特に,飛島西海岸の大規模製塩遺跡は二度の巨大津波を経て,廃絶に至っています。
【受付終了】 |
場所 | 博物館3階 講堂 |
定員 | 各講座145名(事前申込み必要・先着順) |
参加費 | 受講無料 |
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お申込みは,各講座ごと開催日の1ヶ月前から受付を開始いたします。
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