講演会等開催情報

講演会・シンポジウム等の開催情報を掲載しています。

「第50回古代城柵官衙遺跡検討会」の開催について【申込みを締め切りました】

令和5年12月21日

令和6年2月23日(金・祝)・24日(土)、東北歴史博物館にて第50回古代城柵官衙遺跡検討会を開催いたします。

令和6年は検討会設立50周年と多賀城創建1300年の節目の年となります。
これを記念して、今回は「城柵官衙遺跡研究の歩みと成果、次代への課題」と題して、東北地方の古代城柵官衙をめぐる総括的なシンポジウムを開催する運びとなりました。

日程
23日(金・祝) 令和5年度発掘調査成果報告、基調講演、特集報告(福島県、宮城県南部)、情報交換会
24日(土) 特集報告(多賀城、宮城県北部、岩手県、山形県、秋田県、青森県)、討論
詳しくは開催要項をご参照ください。 →
開催要項【PDF:666KB】

参加申し込み
1月29日をもちまして、
参加申込みを締め切りました。

連絡先
宮城県多賀城跡調査研究所気付
古代城柵官衙遺跡検討会事務局(担当:初鹿野・矢内)
FAX :022-368-0104
Email: tagajo_labo(a)pref.miyagi.lg.jp ※(a)を@に置き換えてください  TEL:022-368-0102

多賀城歴史講座―渡辺晃宏先生特別講演会を開催しました

掲載日:令和5年11月30日

 多賀城跡出土木簡が重要文化財に指定されたことを記念し、令和5年1112日、奈良大学教授の渡辺晃宏先生をお招きし、特別講演会「古代の木簡と多賀城」を開催いたしました。【講座チラシ】

 渡辺先生は「木簡とは何か」といった基礎知識をおさえた上で、それぞれの木簡の形状や記載内容、さらにそれらから何を読み取れるのか、といった点を分かりやすくご説明になりました。また、都城の木簡との比較から多賀城跡・山王・市川橋遺跡出土木簡の特質を考察するなど、平城京の発掘調査に長年携わってこられた渡辺先生ならではの視点が随所に盛り込まれたご講演でした。

 御多忙の折、講演を快くお引き受け下さりました渡辺先生に、改めて感謝申し上げます。

講演会の様子

令和5年度多賀城講座(全2回)を開催しました。

掲載日:令和5年11月30日

 宮城県多賀城跡調査研究所の研究員がそれぞれの専門分野の視点から、これまでの調査研究の蓄積を踏まえて、多賀城跡や古代東北地方の様子を伝え、地域の歴史文化を知っていただく講座です。

 今年度は11月4日と11月19日の2回にわけて、計3本の発表を行いました。【講座チラシ】

第1回(11月4日)

(1)製鉄技術導入―陸奥南部― (2)多賀城政庁第Ⅳ期の軒瓦と新羅系瓦


第2回(11月19日)

多賀城の創建

 全2回の講座をあわせて、今年度は約120名の方にご参加いただきました。
お越しいただいた皆さま、ありがとうございました。

第49回古代城柵官衙遺跡検討会の開催について

                                 掲載日:令和5年2月1日

2月18(土)・19(日)に福島県南相馬市(ホテル丸屋グランデ)を会場として、第49回古代城柵官衙遺跡検討会を開催いたします。
 
1日目の18日(土)は、今年度または近年の発掘調査成果について、各調査担当者から報告していただきます。
2日目の19日(日)は、特集『復元からみえてきた古代城柵官衙の実像』と題しまして、特別講演と報告を予定しております。
 
開催要項や申し込み方法等、詳細は下記の南相馬市教育員会文化財課のページをご参照ください。

【南相馬市教育委員会文化財課HP】 第49回古代城柵官衙遺跡検討会


なお、第49回大会は平常どおり対面で開催することといたしました。オンライン開催は行いませんので、ご了知ください。

多賀城歴史講座―平川南先生特別講演会を開催しました

                                 掲載日:令和4年11月22日

多賀城跡出土漆紙文書が重要文化財に指定されたことを記念し、令和4年11月5日、国立歴史民俗博物館名誉教授の平川南先生をお招きし、特別講演会を開催いたしました。 【講座チラシ】

平川先生には「多賀城漆紙文書 地下の正倉院文書は語る」という演題のもと、多賀城跡における漆紙文書の発見の経緯や解明のプロセス、成果やその価値についてご講演いただきました。

多賀城跡出土漆紙文書の解読には平川先生も携わられ、それが多賀城の文書行政の実態や人々の営みなど、古代社会の一端を現代に伝える歴史資料であることを明らかにされました。

今回のご講演を通して、これらの漆紙文書が東北古代史研究を格段に進めたこと、まさに正倉院に保管されてきた奈良時代の文書群にも匹敵しうる、貴重な歴史資料であることをおわかりいただけたと思います。

御多忙の折、講演を快くお引き受け下さりました平川先生に、改めて感謝申し上げます。



講演会の様子


なお、東北歴史博物館では11月30日(水)まで、テーマ展示「重要文化財指定記念 多賀城跡出土漆紙文書」を開催しております。この機会にぜひご覧ください。

「重要文化財指定記念 多賀城出土漆紙文書」https://www.thm.pref.miyagi.jp/exhibition/6370/

令和4年度多賀城講座を開催しました

                                 掲載日:令和4年11月22日

宮城県多賀城跡調査研究所の研究員がそれぞれの専門分野の視点から、これまでの調査研究の蓄積を踏まえて、多賀城跡や古代東北地方の様子を伝え、地域の歴史文化を知っていただく講座です。

今年度は10月15日と10月29日の2回にわけて計4本の発表を行い、あわせて約100名の方にご参加いただきました。
ありがとうございました。

第1回(10月15日)

 
(1)多賀城の金属製品
                 (2)多賀城の鍛冶

第2回(10月29日)

 
(1)多賀城廃寺の鬼瓦を観察する            (2)多賀城廃寺の土製品

「第48回古代城柵官衙遺跡検討会」の中止について

                                 掲載日:令和4年1月20日

令和4年2月12・13に開催を予定しておりました第48回古代城柵官衙遺跡検討会につきましては、今般の新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から中止することといたしました。

次回の第49回検討会につきましては、令和5年2月に福島県南相馬市を会場に開催する予定で準備を進めております。

詳しくは下記「中止のお知らせ」をご覧ください。
第48回古代城柵官衙遺跡検討会の中止のお知らせ

「多賀城講座」の開催について 【終了しました】

                                 掲載日:令和3年12月28日

宮城県多賀城跡調査研究所の研究員がそれぞれの専門分野の視点から、これまでの調査研究の蓄積を踏まえて、多賀城跡や古代東北地方の様子を伝え、地域の歴史文化を知っていただく講座です。

今年度はコロナ禍を考慮しながら講座の企画・運営を進めてまいりましたが、11月に無事開催することができました。
以下の全3回の講座をあわせて、178名もの方にご参加いただきました。
ありがとうございました。


第1回 多賀城の瓦 入門編(11.6)


第2回 多賀城の変遷―政庁から外郭南門までを中心に―(11.13)


第3回 桃生城を復元する(11.20) 

今後も調査成果やそれを踏まえた史跡整備の方法など、様々な角度から多賀城跡の情報を発信してまいりたいと考えています。

『第47回古代城柵官衙遺跡検討会資料集』の公開について

                                 掲載日:令和3年4月16日

中止となった第47回古代城柵官衙遺跡検討会について調査成果をまとめた資料集を作成し、下記ホームページにて公開しております。
第47回古代城柵官衙遺跡検討会資料集 - 全国遺跡報告総覧 (外部サイト)


「第47回古代城柵官衙遺跡検討会」の中止について

                                 掲載日:令和3年1月12日

令和3年2月に開催を予定していた第47回古代城柵官衙遺跡検討会は、今般の新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から中止することといたしました。
次回の第48回検討会につきましては、令和4年2月に山形県を会場に開催する予定で準備を進めております。


「多賀城講座」開催について【終了しました】

                                 掲載日:令和2年12月1日

宮城県多賀城跡調査研究所の研究員がそれぞれの専門分野の視点から,これまでの調査研究の蓄積を踏まえて,多賀城跡や古代東北地方の様子を伝え,地域の歴史文化を知っていただく講座です。

今年度も全3回を開催し,あわせて約200人もの方にご参加いただきました。
ありがとうございました。


第1回 施釉陶磁器からみた多賀城


第2回 多賀城南門を復元する


第3回 大崎平野北縁に築かれた古代の防衛ライン




多賀城講座を開催しました
                                           掲載日:令和元年12月2日
 
 ホームページで告知しましたように、11月9・16・23日(土)の3日間にわたり、東北歴史博物館開館20周年記念・宮城県多賀城跡調査研究所設立50周年記念特別展「蝦夷ー古代エミシと律令国家ー」の関連企画として、多賀城講座を開催しました。延べ1700名の方々に足を運んで頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。

 研究所員がそれぞれの専門分野の視点から、これまでの調査研究の蓄積を踏まえて、多賀城跡や古代東北地方の様子を発表しました。



         50年のあゆみ                      古代都市



        伊治公呰麻呂の乱                     多賀城と馬



           製鉄遺跡                      城前官衙の復元


 当研究所では、特別史跡多賀城跡附寺跡の発掘調査と環境整備を実施しています。その成果は、毎年、遺跡調査成果発表会などで報告するとともに、報告書等を刊行してきました。しかし、調査研成果の一般の方々への公表は、発掘調査現地説明会やホームページ等での情報提供などにとどまっています。
 今回、講座という形で研究成果を公表することで、多賀城跡や古代東北地方の様子、地域の歴史文化を知っていただけたと思います。

 このような機会を設けることは、所員にとっても自らの専門分野の追求と課題の整理にも役立ちましたし、当研究所の責務の一つと考えていますので、今後も継続して行えるよう励んでいきます。
                                                   【下山貴生】


第44回古代城柵官衙遺跡検討会について【終了しました】

2月17(土)・18(日)に福島県須賀川市須賀川市役所にて、第44回古代城柵官衙遺跡検討会を開催いたします。
 
 1日目の17日(土)は、今年度または近年の発掘調査成果について、各調査担当者から報告していただきます。
 2日目の18日(日)は、特集『最新成果から見た石城・石背国域の特質ー石城・石背国建国1300周年記念ー』と題しまして、報告と特別講演を予定しております。
 
 下記に、開催要項と申し込み書を掲載いたしましたので、FAX、Email、郵送にてお申し込みのうえふるってご参加ください。なお詳しいお問い合わせは、須賀川市役所文化スポーツ部文化振興課文化財係内 古代城柵官衙遺跡検討会事務局(担当:管野 tel:0248-88-9172)までお願いいたします。

 ↓当日の詳しい内容・スケジュールと申し込み書です。↓
 開催要項【214KB】
 参加申込書【150KB】

第43回古代城柵官衙遺跡検討会の開催について【終了しました】

 2月25(土)・26(日)に東北歴史博物館にて、第43回古代城柵官衙遺跡検討会を開催いたします。
 
 1日目の25日(土)は、今年度または近年の発掘調査成果について、各調査担当者から報告していただきます。
 2日目の26日(日)は、特集『瓦の生産からみた城柵官衙・寺院の造営』と題しまして、報告と討論を予定しております。
 
 下記に、開催要項と申し込み書を掲載いたしましたので、FAX、Email、郵送にてお申し込みのうえふるってご参加ください。どなたでもご参加いただけますが、定員になり次第締め切りとさせていただきますのでご注意ください。

 ↓当日の詳しい内容・スケジュールと申し込み書です。↓
 開催要項【214KB】
 参加申し込み書【150KB】