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紅花畑もだいぶん色づいてきました。だいたい3割くらい咲いた状態でしょうか。 |
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皆さん雨合羽にトゲ除けのゴム手袋を着用しての摘み取りになります。 |
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左側が指導して頂いた遠藤さんです。
紅花の花摘みは少しコツがいります。こうして摘み取り方を教えて頂きながら作業をしました。 |
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上手に摘めているかな? |
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摘んだ紅花を網袋に集めます。雨で濡れているので、なかなか大変ですが、それでも袋2つ分の花が採れました。 |
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ここから紅餅作りがはじまります。
まず、摘んだ花を水にさらします。紅花は黄色い成分と赤色の成分があります。黄色い成分は水に溶けるので、まず水にさらすことで黄色を流してしまいます。 |
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水を切った花を臼にいれます。
ここからの作業は、今野家住宅の納屋で行いました。 |
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そして、つきます。今回は大勢で作業をするので、縦ぎねを使ってつきました。
イチニ、イチニ
今野家住宅の納屋にかけ声が響きます。 |
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つき上がった紅花は、まるめて米袋を開いた紙に包み、一晩寝かせます。
すると発酵して、染料の元になります。
黄色かった紅花が赤くなってきているのがわかりますか? |
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一夜明けて、7月12日。
米袋を開けると真っ赤な紅花が姿を現しました。
みんな感激です。2日目は、一人一つの紅餅を作ります。 |
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はじめに手で丸めて団子を作ります。
みんなの手が朱色に染まっています。 |
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できあがった団子を筵(むしろ)に並べます。 |
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筵の上から板を敷いて、よく踏みます。 |
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いよいよ紅餅が姿を現しました。 |
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まだ、湿っているので、注意深くはがして、ザルに並べていきます。 |
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ちょっと厚手かな?
でも、見事な紅餅ができました。
これを乾かして、固くなったら完成です。 |