後期展示 12月1日から平成19年2月4日まで

遊びのなかま いつの時代でもこどもたちの周りにはいろいろなおもちゃがありました。それぞれの世代のこどもたちが興味をもち楽しんできた、さまざまな工夫や色使い、遊び方をしたおもちゃを紹介します。

おもちゃを使ってみんなで仲良く遊ぶことは、こどもにとってさまざまな新しいものを生み出す原動力となります。ままごとはあこがれの大人の世界を疑似体験させてくれ、ヒーローになりきるおもちゃは、勇気と希望を与えてくれます。ここではこどもたちに夢と希望を与えてくれるおもちゃの数々を紹介します。

資料の見どころ
ニトロセルロースに日本特産の樟脳を混ぜた、半透明な素材で作られています。キューピーは天使キューピッドをモデルにしたアメリカ生まれの人形で、日本でも大正時代以降盛んに作られました。
しかしセルロイドは引火性が高いという
理由で昭和30年代に生産が停止されました。
資料画像 昭和初年からブリキ製の動くおもちゃが多く作られました。戦争中は金属統制により衰退しますが、昭和30年頃に全盛期を迎え、ゼンマイ仕掛で動くものや、後には電池で動くロボットや自動車、電車など多種多様なおもちゃが登場しました。やがて軽量で製造が簡単なプラスチック製が登場すると急速に衰退していきました。
セルロイド製キューピー ブリキ製ロボット
資料画像 駄菓子屋はお金の使い方やさまざまな年齢の人との付き合い方、くじによる運不運などが体験でき、社会的ルールを身につけることができる空間でもありました。

駄菓子屋おもちゃ

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