後期展示 12月1日から平成19年2月4日まで

知る・伝える 携帯電話やインターネットも無い時代、遠くの人と連絡を取り合うのは「郵便」と「電話」で、ニュースを知るのは「新聞」「ラジオ」「テレビ」からでした。

現在、通信網の発達・整備により、どこにいても瞬時にたくさんの情報を得たり、伝えたりできるようになりました。携帯電話やインターネットが普及する以前は、遠く離れた人と人が情報を伝え合うには「郵便」や「電話」がその中心でした。また、世の中のできごとをたくさんの人が知るのは「新聞」「ラジオ」「テレビ」の報道・放送からでした。ここでは情報に関するさまざまな資料を紹介します。

資料の見どころ
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毎日新聞が昭和11年に創刊した小学生向けの新聞で、これは昭和26年発行の紙面です。こうした小学生向けの新聞は、こどもにふさわしい読み物を提供することを目的に発行されました。この号は動物に関する記事が特集されています。

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現在では珍しい木製の縦型ラジオです。AM放送のみが受信できました。真空管という部品を使ったラジオで、戦前から戦後まで使用されました。実際に終戦を告げる「玉音放送」を聴いたそうです。

毎日小学生新聞 真空管ラジオ
資料画像 「ナショナル TFー61A型」 白黒の映像しか映らないテレビです。スイッチをひねっても、すぐには映像が映りませんでした。チャンネルを変えるには、数字のついたつまみを回転させました。 資料画像

昭和38年から使用された電話機です。広く家庭に普及したタイプで、その色から「黒電話」と呼ばれました。通話するには、相手の電話番号をダイヤルで回しました。

白黒テレビ 600型電話機

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