 |
落雁はこの木型に材料をつめてつくっていました。
つめる部分ごとに色を変え、色彩豊かな落雁をつくりました。木型はサクラやカシなどの堅い木でつくられました。形には松・竹・梅など、祝儀やお茶うけ用のものや、蓮華の花など法事用のものがあります。このほかにもいろいろの形の木型があり、当館にも多数所蔵されています。さあどんな形の木型があるかな。
|
 |
職人さんの代名詞になっている「鍛冶屋さん」。今ではもうほとんど見ることができなくなりました。「鍛冶屋さん」では火床にある木炭にフイゴで風を送り高温にして、そのなかに材料となる鉄を入れ熱し、軟らかくなった鉄をハシで掴んで金床にのせ、鎚で叩いて形を整えながらさまざまな道具をつくりだしました。今回の展示では、それらの道具が働いていた「鍛冶屋さん」の仕事場を再現いたします。
|