東日本大震災では、古文書等多くの紙資料が被災しております。これら全ての資料を修復技術者にお願いすることが困難であることから、資料の破損部分の修理法を知り、どこまで職員が応急的に処置を施し、どこから修理技術者にお願いするか、という点を知るために、本ワークショップを開催いたしました。
講師には東北芸術工科大学の大山龍顕先生、森田早織先生にお願いいたしました。
紙の厚さを測っている大山先生
活動期間 | 2015年2月19日(木) |
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参加館 | 加盟機関 |
東日本大震災では、古文書等多くの紙資料が被災しております。これら全ての資料を修復技術者にお願いすることが困難であることから、資料の破損部分の修理法を知り、どこまで職員が応急的に処置を施し、どこから修理技術者にお願いするか、という点を知るために、本ワークショップを開催いたしました。
講師には東北芸術工科大学の大山龍顕先生、森田早織先生にお願いいたしました。
今回は、紙資料修理の流れについて座学を行ったのち、修復作業の第一段階である、資料の調査と修理方針を決める作業についてワークショップを行いました。
資料の破れている部分や、シミなどを記録に取り、どこまで修理を行うか、またどのような材料を使って修理を行うか、ということについて、記録の取り方を教わりました。