源平の合戦を経て12世紀末には鎌倉幕府が開かれ、武士が政治や経済の担い手となりました。その後、16世紀後半の戦国の争乱が終わるまでの約400年が中世です。この時代には激しい戦乱が続きましたが、同時に、田畑の開発や商業活動が盛んになり、地域間の活発な交流もみられました。一方で、収まることのない社会不安に対して、人々は神や仏への信仰に救いを求めました。