薬莱神社三輪流神楽
文化財名称 | 薬莱神社三輪流神楽 (やくらいじんじゃみわりゅうかぐら) |
指定 | 宮城県指定無形民俗文化財(民俗芸能) |
解説 | 県内でも類例の少ない「異伝の法印神楽」 正しくは「三輪流両部習合神楽」といい、神仏が習合した中世神話の面影を残した神諷(セリフ)や、能風のすり足、修験の呪法である手印を用いる優雅で古風な舞が特徴です。かつては奥州探題大崎氏の庇護を受けた神職が舞っていましたが、江戸時代にはその役を修験者が担い、貞享元年(1684)に鹽竈神社へ神楽奉納をした記録が残っています。現在は氏子有志によって「濫觴」「堅座」「獅子舞」「鹿島」「神拝」「宮鎮」「岩戸入開」「叢雲」「小弓遊」「洲棲」「四面切」を奉納しています。神楽面は能面及び能面風のもので、室町時代や江戸時代初期に制作されたものもあり、現在も大切に使用されています。 |
所在地 | 加美郡加美町字上野目大宮(薬莱神社) |
保護団体 | 薬莱神社三輪流神楽保存会 |
開催情報 | 薬莱神社例大祭-5月9日、薬莱神社初穂祭-11月23日、篝火神楽公演2年に一度-8月頃 |
見学条件 | 要問い合わせ |
交通情報 | 【車】東北自動車道 古川ICより40分 |
WEB・SNS | http://www4.Plala.or.jp/yakurai/(保存団体ホームページ) http://www.town.kami.miyagi.jp/index.cfm/6,2200,c,html/ 2200/8-yakuraimiwaryukagura.pdf(加美町文化財紹介ページ) |
映像タイトル | 第6回 篝火神楽 |
映像の内容 | 2年に一度、境内に特設舞台を組み、装飾を施し、現在伝承する神楽を舞う。 |
撮影年月日 | 2012/8/5 |
撮影場所 | 薬莱神社 |
映像提供者 | 薬莱神社三輪流神楽保存会 |