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名振のおめつき

文化財名称名振のおめつき
(なぶりのおめつき)
指定 宮城県指定無形民俗文化財(民俗芸能・風俗慣習)
解説 即興劇が演じられる珍しい火伏せ祭り
 旧雄勝町名振地区では天明元年(1781)に大火災に加えて飢饉が起こり、天明3年(1783)に地区の東西それぞれの入り口に火伏せの神「秋葉大権現」の碑を建立し、正月24日に祭典を行いました。丁印を先頭に山車が集落を練り歩き、途中、各講中の即興劇が演じられますが、お神酒が振舞われ酔いがまわった勢いで、その場で思いついた即興劇が演じられることから転じて「おめつき」と呼ばれるようになりました。社会問題などを題材にし、猥談化した演技も多いのですが、必ず縁起の良い言葉で結んでいます。東日本大震災により地区住民の減少や山車の担ぎ手不足により令和2年(2020)より休止し、神事のみ執り行われています。
所在地 石巻市雄勝町名振東~西~小浜
保護団体 雄勝町名振秋葉神社氏子会
開催情報秋葉神社例祭-1月24日午前10時より午後2時頃迄
「おめつき」は休止、神事のみ
見学条件見学可
交通情報【車】三陸自動車道 河北ICより40分
映像撮影者東北歴史博物館