多賀城とともに「日本三古碑」と称される群馬県の多胡碑は、711(和銅四)年の多胡郡設置を記念した碑です。国の歴史書『続日本紀』に記述される内容と一致するもので、国の特別史跡に指定されています。
多胡碑はまた、群馬県高崎市に所在する上野三碑(多胡碑、山上碑、金井沢碑)の一つでもあり、古代東アジアの文化交流を示す重要な記念物として、平成29年10月にユネスコの「世界の記憶」にも登録されました。
今回、多賀城碑の国宝指定を記念して、上野三碑の紹介も含めて、古代の石碑の魅力と意味についてのご講演を賜ります。
〈開催日及び申込受付期間〉
令和6年11月4日(月・振休) 午後1時30分~午後3時 場所:3階講堂
講師:和田 健一 氏(多胡碑記念館次長(学芸員))
演題:「古代の石碑と文化財保護-上野三碑を事例に-」
定員:280名(先着順)、無料、要事前申込、特別展観覧券等不要
【事前予約は終了しましたが、当日参加も可能です】
開催日 | 11月4日(月) |
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